2011年2月の記事一覧

 こんにちは、市川市議会議員かつまた竜大です。現在、市川市議会2月定例会が開会中です。今日から代表質疑が始まりました。2月14日(月)の開会日に大久保博市長の施政方針演説が行われました。今週2月24日(木)の午後には会派の代表質疑が行われます。今回の代表質疑は秋本のり子議員が行いますが、私は最後の補足質疑を担当しますので、私なりに施政方針に対する考えをまとめてみました。

企業経営者出身の市長
 2月14日から市川市議会2月定例会が始まりました。来年度の方針と予算案を議論する一年で最も大切な議会です。初日、市長の施政方針を聞きました。今回の方針と予算は大久保市長が市長となって最初から作り上げたものです。我々は議会でこの内容を議論します。ここで私の考える問題点を取り上げてみたいと思います。今回市長は、「市民ニーズに応じた施策展開」、「経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)とマーケティング、この2つをマネジメントすることが行政において重要」と述べています。企業経営者出身ならではの内容であります。

今後、効率重視の行政に・・・
 かつまた竜大が思うに、「市民ニーズに応ずる。」と言っても様々なニーズがあるなかで、どの部分に対応していくのか、そのニーズの分類・仕分け・採用の仕方によっては、弱者切り捨てになってしまうのでは、と危惧を感じました。また、「マーケティング」という言葉を使用されていました。私も営業の世界にいましたのでマーケティングの勉強は仕事をしながら体で覚えましたが、要するに「いかに効率良くものを売るか」、その為に行うのがマーケティングです。そのような思考が中心となった場合に、効率の悪いものは切り捨てるという発想につながります。行政や公共は、そういった発想でいいのであろうかと私は思います。実際、昨年の10月23日~24日に市川市の「事業仕分け」が行われ、いくつかの事業が廃止となりました。今議会の中で、その「事業仕分け」の効果として1億5千万円の削減が出来たとの答弁がありました。たしかに財政が厳しい中、削減も必要でしょうが、今回の事業仕分けに対して、廃止となった個々の事業に関して「廃止」に不満を感じている議員がいる事が今日の議会でわかりました。私も疑問を感ずる問題があります。

目の前の 心配な問題
 昨年の「事業仕分け」以外にも、危惧すべき事が他にも起きつつあります。第一は「市川市独自の第3子保育料無料の施策打ち切り」であり、第二は「公立幼稚園の統廃合問題(稲荷木幼稚園は廃園、二俣幼稚園は休園という方向を市当局は検討中)」です。効率の悪いものは簡単に切り捨てるという事が実際に行われようとしています。
 これでいいのでしょうか。私は市内のいろいろな地域の皆さまからご意見を聞きますが、市内の地域格差の問題に関して市民からの訴えを聞きます。これは効率重視の市政運営の結果もたらされたものです。その方向がさらに進む事のないよう、代表質疑(今回、補足質疑を行います。)と一般質問を通じて市当局に対し問い質していきます。


河村たかし氏当選確実

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名古屋市長選挙の投票が終了し、河村たかし氏の当選確実との報道がありました。河村市長とは、2009年6月30日名古屋方面へ視察に行った際、お会いする機会がありました。写真はその時のものです。

今回の一連の問題、私としては、河村市長と名古屋市議会、どちらにも問題があるのではないかと思います。市民税10パーセント減税は名古屋市民として大歓迎でしょう。しかしながら議員報酬をいきなり半分にする事も問題だと思います。もし、会社員の方が来期からいきなり報酬を半分にすると言われたらどうでしょうか。様々な仕組みを変える事なく議員報酬を半分に下げるといのは、あまりに極端だと考えます。たしかに私自身が市議会議員であるので、同じ立場での同情というものもありますが。(もっとも名古屋市議会の議員報酬は市川市議会の約1.5倍ですので、他市と比較しても高いことは事実です。)

今回の問題には、政令指定都市特有の選挙制度問題が影にあると私は考えていました。政令指定都市の市議会議員選挙は衆議院議員選挙の小選挙区と同じように、区単位の小選挙区で闘います。千葉県の場合、名古屋市と同じく政令指定都市である千葉市がそうです。

この小選挙区で選挙を闘うという事が、違う選挙区の議員とは、たとえ党派が違っても選挙の時は敵ではないという不思議な関係を生じさせます。この結果、選挙区が違い、党派の違う議員同士がつながり、連携して行政に対し様々な働きかけをするという事が問題になっているとも言われています。

名古屋市の一連の騒動(?)から、市議会議員の仕事に関して、もっと報酬を下げて議会は夜間に行いボランティアでやるべきだという意見もありますが、私は反対です。私市川市議会議員かつまた竜大としては、議員は報酬を受け取るならば、それに相当した仕事をする事、たとえば市議会議員が他市から来た議員視察に対応するとか、市の広報活動を議員が対応するとか、市議会議員としての仕事をもっと増やし、議員としての仕事をする時間を増やす事、それによって市民も議員の仕事が見えてくると思いますし、議員が兼業をする事も難しくなると思います。

市議会議員の一番の仕事は行政のチェックです。国会議員は立法、まさしく法律を作る仕事ですが、我々市議会議員は予算を作ることは出来ません。行政が何をしているのか、チェック・監視する事が大きな役割です。その仕事がボランティアで出来るのか?そういった発言をする評論家の方々に「では、あなたはボランティアで議員が出来ますか?」と質問をしたい。

いずれにしても、今回の名古屋市の問題、我々地方議員に対していろいろな問題を投げかけてくれました。その点では河村市長に対して、「ありがとうございます。」と感謝の言葉を贈りたい。今後の展開をさらに見つめていきたいと思います。

市川市議会2月定例会は明日、2月7日告示、2月14日開会です。

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